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岡  秀 行

Author:岡  秀 行
山梨県甲府市で『かんむら』という名のみんなの居場所を運営している。これは一般的に、「富山型デイサービス」と呼ばれる。「富山型デイ」とは、「子供からお年寄りまで、障害があっても無くても共にすごすことができる」というデイサービス。トンチンカンでアウトロー...山梨県では異色なデイサービスであるため、同業者からは白い眼で見られている。しかし当の本人は、それも心地よく感じられるようになってしまった今日この頃である...。

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『にぎやか』なひとたち!
やっぱり思った通りだったねぇ。ブログの即日更新は、わずか2日目にしてできず...。

25日の夜は富山型デイサービス『にぎやか』の阪井さんと富山湾の魚をつまみに飲む予定だったけど、偶然その魚をたくさん釣って来てくれた方がいた。そのため『にぎやか』で、阪井サン、おしげサンはじめスタッフの方たち、お泊りの利用者のみなさんと19時前~1時過ぎまでドンチャン騒ぎ。まぁ~美味しい酒と魚だった~。

とにかくハンパ無く楽しい酒でした。昨年7月に惣万さん、西村さんが山梨に来てくれた時に飲んだ時もそうだったけど、富山型の女性はなんであんな変で面白いのかなぁ...? ちなみに富山では「このゆびとーまれ」の惣万サン、「ふらっと」の宮袋サン、「にぎやか」の阪井サンの3人は、富山型デイ三大魔女と呼ばれている。そういえば今日の午後、『にぎやかに』宮袋サンが来た。元ヤンキー、ロン毛に金っ金っ金の金髪。ビジュアル的にはこの人が一番かも。これだから富山型はやめられない!

山梨で飲む酒と同じ酒なのに、なんであぁも違うのかと考えたけど、山梨では富山(共生)型について語り合える人なんて殆どいないからなぁ~。特に実践についての話は。10数年前に、子供からお年寄りまで障害があってもなくても...と熱く語っても、解ってくれる人なんてまずいなかった。こちらは大真面目で話しているのに、「あなたは宇宙人ですか?」と言われることも(笑)。めげることはなかったけど、だいぶ周りも変わったと思う。特に県は変わった。富山型の認可について窓口に行っても3~4年前は相手にもされなかったけど、時代もあってか劇的に変わった。それもあってか、共生型について知りたいと思う人も増えてきた事を本当にうれしく思う。持つべきものはやっぱり仲間だねぇ。

さて、宴会はというと、ネー(阪井)サンやおしげさんの熱いを聞くことができ、まったく一つになる思いだった。そしてとにかく笑いの嵐。楽しくも山梨から離れ2日、『かんむら』のみんなはどうしているかと少し恋しくなった。酔う前からあまりにも心地よく、ネーサンに聞きたいこともたくさんあったのにどうでも良くなってしまった。酒を酌み交わせば、いろんなことが解るもんです。居心地のいい場所。山梨で実践してくれる仲間がたくさんできんもんかなぁ~。あ、断っときますがいつも言う通り、「富山型がすべて!」と言っている訳ではなく、「多様化したニーズに対応するための選択肢の一つ」なんです。富山型は。


阪井さんと岡(まだ飲んでません)



            ネーサンとおか(使用前の状態! まだ飲んでないということ)

ネーサンは数年前にうつ病を患った。今はその病と上手に付き合っている。岡は高校2年生の時に不登校になった。家では家族と顔を合わせることなく真っ暗にした部屋に閉じこもり、食事が摂れない時期には体重も45キロまで落ちた。学校評議員をしていた叔母に付き添われ無理に登校すると校門の前で嘔吐してしまう始末。今でも、したくない無理を重ねるとおかしくなる時がある。あの頃は間違いなく精神科領域の病を患っていた。出席日数も足りず、受験に行く前日まで補講を受けていた。確かそれでも時間が足りなかったと記憶しているが、どういう訳か卒業はできた。ちなみに今年度、周りのみんなに助けられ、その高校の同窓会の実行委員長を岡がしております。不登校児が一体どうすれば...。人生ちゃ解らんもんだねぇ。
妙に親近感があるネーサン。一番親近感が湧いたのは、お互い「大きなネジが外れている」ところ。それもそーとー大事なとところの...。これは大笑いだった。

気持ちよく酔っ払い、気がつくとチーコ(30代独身)の隣で寝ていた。どうやら宴会途中で寝てしまったらしい。チー子は『にぎやか』起ち上げ当初(第一号って言ってたかなぁ)の利用者サン。脳性麻痺で言葉も大変不自由だが、しっかり自分の主張ができる。宴会の最後まで付き合ってくれていた(らしい...)。記憶もキレイに飛び、気がついたのは朝4時。ホテルには帰れずじまい。その晩はおしげサンが宿直。みんなが寝静まる暗がりで暖炉に薪をくべてくれていた。その後ろ姿に、責任を超えたところにある 『思い』 を感じた。みんなネーサンの思いを共有して実践してるんだね。目の前にいる方を大切にしたいと...。


最近ちまたでは、『かんむら』はインフォーマル事業所と呼ばれている。これまで多少は肩身の狭い思いもしてきたが、『みなさん、それが何か...。それでいいんです!』と言える。『にぎやか』にいて、やっぱりそれでいいんだ!と『腹にスットーン』と落ちたのが一番の収穫だった。

昼食時と夕方はコミュニティカフェを実践している、『さくらカフェ』の加藤さんに会ってきた。やっぱり富山は凄い。ちなみに今回、名目は違うけど『かんむら』が受けている助成事業と同じ『(社)長寿社会文化協会』から『さくらカフェ』も助成を受けています。その助成枠で、『コミュニティカフェの応援ソング』のCDを作製したのです。楽曲のグループは 『いわずもがな』  。富山弁で『言うまでもなく』の意。ボーカルはなんとナント、ネーサンこと阪井由佳子サンです。夕べ、ネーサンにCDを買わされました(?)。これは腰据えて応援せねばね。加藤さんに会いに行けと言ってくれたのは、熊本の工藤さんという方です。工藤さんは昨年12月23日に『かんむら』にも来てくれました。またこの人がイイ人なんだよねぇ~。また2月21日から3泊で来てくれます。全く人の縁というのは解らんもんです。遠いようで近いもので、山梨と富山とはいえ人の縁は繋がってるんだねぇ。

一泊伸びてしまったけれど、とても充実した3日間でした。
惣万さん、西村さん『コミュニティカフェ 「ポアシエ・ブランカ」』の平木さん、富山県庁厚生企画課の斉藤さん、ネーサン、『にぎやか』のみなさん、加藤さん、富山YMCAのみなさん、本当にありがとうございました。戴いたものはしっかり山梨に持って帰り、肥やしにしますよー!!!

そしてゆっこサン、坂モッチャンはじめ『かんむら』のみんな、この機会を与えてくれてありがとう。明日の午後には帰ってバリバリ働くよ~~~!



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