2011-10-17 Mon
数ヶ月前、山梨県長寿社会課からの電話...「厚労省の事業で、ASEANの6カ国の人たちが山梨県の施設を視察に来る」とのこと。
意味が解らない。なぜ『かんむら』に電話が...?
「『かんむら』を見に来ることになったから...よろしく」...


さっぱり意味が解らないが、「ムリです...」と応えるのが精いっぱい。
なぜ『かんむら』が選ばれてしまったのか説明があった。
聞けば聞くほど、事の重大さから「山梨だけでなく、日本の恥をさらすようなものだ。来るべきではない

しかし、県からの連絡は決定事項の連絡なのであった。
「もうどうなってもしらん

事前に資料(パワーポイント)を作っておかなければならないのだが、それすらすっかり忘れ...
彼らの視察4日前、すべてを英語で作るハメになってしまった

8月上旬までに送っておけば英訳してくれることになっていたのだが...。
日本語だって上手にしゃべれないのに、英語でパワーポイントを作ることになるとは思いもしなかった。
つたない英語をつなぎ合わせ、英訳不可の部分は和製英語を勝手に作り...ギリギリ間に合った...。
いつも通りのドタバタで、視察に来るとスタッフに伝えたのも前日。
すべての準備も前日...というか、当日直前まで。
もう取り繕っても仕方ないので、汚いままを見て戴くことになってしまった。

講演も事前準備や練習はすることがないが、また今回もその場しのぎで何とか...。

通訳さんを通し2時間ほどいろ~んな話を
午前中いっぱい、いったい何を話せばと思っていたら時間が足りないくらいだった。
貧困層が中心の国の官僚のみなさん、質問も多く出た。
『かんむら』に対すること、介護保険、自立支援法などの説明が多かった。
彼らのそれぞれの国が抱える問題についていろいろ聞きたかったが、時間が...。
最後に『かんむら』の畑で採れたナスやキュウリのぬか漬けを出したら、皆さん喜んで食べてくれた。
見ているこちらも嬉しかった。

6カ国9名の方、UFJの岩名さん、通訳の須永さん、国際厚生事業団の藤森さん、
県福祉保健部 都築主幹、長寿社会課 石原指導監...
皆さん、長時間おつかれさまでした。