2011-11-01 Tue
精神病の利用者サンが多い。その中の一人だが、関わっている支援者達が振り回されている。
対象者は70代の女性。
岡がケアマネ。
自殺願望あり

実弟は生活保護を受けているのに、彼女の家に押しかけて金を巻き上げて行く。
時には、ヤクザまがいの連中とツアーを組んでやって来る。
その他、ココに書くことができないようなことがいろいろと...。
結果、彼女は不穏になり、あちらこちらに電話を掛けまくっている。
今日は長女と岡が付き添い、精神病院を受診。
たまたま今日の岡は、『うつでも夢をTシャツ』を着ていた。
特に気にすることもなく、そのまま受付を通る。
それにしても予約して行っているのに、毎回なんでこんなに待たなければいけないのか?
精神科だから仕方がないとあきらめてはいるものの、なんだかねぇ~。
待合室で2時間半、岡のTシャツに向けられる看護師サン達の視線がイタキモチイイ...。
殆どさらしもの

ようやく診察へ。
診察はいつもとなんら変わらない。
若干の薬の調節での様子見...。
Dr.と彼女との人間関係が希薄であるのが手に取るようによく判った。
精神科は他の科と違い、特に問診には時間がかかるものだ。
人との人間関係をつくるには、その人の話を聞くことから始まる。
待合室にあふれる患者達を想像しての診察...。
医師たちはどんな気持ちなのだろう?
苦しい胸の内、それを待つ患者達は...?
診察後、病院の担当ワーカー達と話し合った。
彼女は10歳以上離れた(金を取って行く)弟を実の息子のように可愛がってきた。
その結果、今がある。
以前このような状況になった時と同様、彼女は自宅から『かんむら』に避難することになった。
しばらくの間...。
距離を置いて、心が落ち着くのを待とうと...。
だが、それでは何も変わらないことを誰もが知っている。
いろんな人がいて、いろんな絆がある。
その絆や人間関係は、他人が知る由もない理由が存在することもある。
理由すらないこともあるよね...。
人ちゃぁ、判らん生きモンやちぁ。