2011-11-03 Thu
今年の春、『山梨の保健・医療・福祉を考える会』というのを始めた。あくまでも、「安心して過ごせる街づくり」がテーマ。
6月に、ちっちゃなシンポジウムを開催した。
最近は月1回、『かんむら』で話し合いをしている。
メンバーは、医師、山梨県福祉保健部職員、訪問看護ステーションの所長さん、地域包括支援センター職員や岡。
医師は、地域医療の現場で活動する在宅医です。
毎回集まっては、地域で実践を積み上げてきた中で感じた事を話し合い、共有し、どうしたら住み慣れた地域で安心して暮らし、死んでゆけるのかをみんなで考える...と言えば聞こえがいいが、そんなたいそうなことを話し合っている訳ではありません。
どうすれば自分や周りの大切な人達が、地域で安心して暮らし、死んでゆくかを話し合います。
なかなか面白い話し合いです。
保健・医療・福祉のプロ達が互いの壁を乗り越え、同じテーブルにつきトコトン話し合う。
かなり本音の『禁断のトーク


介護保険施行前から「医療連携が困難」などと言われ、10年を超えた。
岡は福祉職だが、お医者や看護師、医療関係のワーカーと連携が難しいと感じた事はそんなにはない。
患者も医者も看護師も、利用者も行政もケアマネも、み~んな『人』。
別領域で解らないことがあれば、聞けばいい。
確かに何癖のある医療従事者もいることはいるが、きっと聴き方もあるのだろう。
筋を通して腹を割って話をすればいい。
目の前の対象者のためなのだから...。
支援を必要とする目の前の人を何とかしたいと思ったら何とかする

そこに関わる人達はみんな仲間だ。
腹を割って話せばちゃんと解る筈だ。
実はみんな仲間だと。
各業種が連携するというのは、そんなに難しいことではないんじゃないのかなぁ

