2011-12-02 Fri
『かんむら』の看護スタッフ島田サンから「ゆず」と「ダイコン」を戴いた。「ゆず」は、さっそく「ゆず湯」にしてみた。

テーブルの上に出すと部屋中をイイ香りが満たし、みんなの顔がほころぶ。

写真中央が『かんむら』の有償ボランティア...市川 凌。
「石川 遼」じゃないよ~...一字違いなの。
彼は今年3月に支援学校を卒業し、『かんむら』に。
本人は何の決まりもない『かんむら』になじめず、他の就職を希望していた。
しかし、『かんむら』の理念に心酔してくださったお父上のひと声でボランティアとして通うことに。
「何もしないでいいし食事もタダ、昼寝はし放題...こんないい所はないぞ!」というお父上の一言だった。
はた目から見れば随分な言われようだが、「うまいこというなぁ~」と

そんなこんなで、一字違っただけで『かんむら』に来ることになってしまった。
最初は挙動不審だった彼もようやく自分の「居場所」を見つけ、今では『かんむら』には無くてはならない存在になっている。
利用者サンや子供たち、僕らもとても助かっている...大切な仲間だ。
そんな市川 凌、『かんむら』に来るまでは女の子たちにモテすぎて困っていたのだという。
「あのねぇ、ぼくはねぇ~、なんの努力もしてないのに勝手にモテちゃったの...

大真面目に、一生懸命みんなに話をしてくれる。
それも僕の目の前で、これ見よがしにだよ~

いいか、市川 凌よ...「髪の毛があるかどうかがすべてじゃな~い

さておき、昨日は市川 凌の給料日

渡すのを忘れてしまい、今日になちゃった...ごめんね

(お)「キミはもらったお金をどう使ってんの?」
(市)「うんとねぇ...貯金かな...5万円くらいあるよ...」
(お)「給与はそんだけポッチじゃないじゃん?」
(市)「服を買ったりしてるからかな」
(お)「女の子のいる店とかには行かないの?」
(市)「興味ないねぇ~...

すると、隣に座っていたナガマサさんが、「いいか、一言だけ言っておく」と。

「ユミコという夜の店がある...気をつけなければならん」とのこと。
本人は行ったことはないらしいが...。
すると市川 凌、「お婆ちゃん達がいるお店?」と。
なんともトンチンカンで微笑ましい会話だ

市川 凌...来年の二十歳の誕生日祝いに夜の店に一緒に行こうと約束している。
そこで一皮むけるかな...

