2012-05-27 Sun
山梨県NPOボランティアセンターの担当サンと話をした。今回のNPO法改正で、みんな大変らしい。
多くのNPO法人が、ボランティア団体を経ている。
NPOという法人格を取得すると、様々な問題が出てくる。
毎年度、県への事務書類の提出などもいい例だ。
そして、なんといっても専門家や事務を行う人間も少ないらしい。
事務局や活動人員の確保...。
どうしても常勤職員が必要になってくる。
さらに、「若手不足」というのがある。
それはそうであろう...。
オフタイムや休日だけの活動であれば若者だって参加はできる。
なんせ、ボランティアなのだから。
しかし、恒久的な事業運営が必要となった場合はどうであろう...

地域からのニーズが、自分たちの活動をはるかに上回ってきた場合...。
そのニーズに応える活動を展開するかどうか...
年金受給者であればいいが、一家を支える人間の生活は立ち行かない。
NPOや、市民活動団体での若手、後継者不足と言われて久しい。
助成金やら誰かの助けに乗っかるだけではなく、生産性をもった組織...。
いつまでも助成金目当ての運営をしていると、社会のお荷物になってしまう。
『かんむら』も社会貢献をしつつ、利益も上げなければならない。
職員やその家族がいるのだから...。
その部分を背負えるのはありがたい事だが、逃げ出したい時もある。
一人ではなく、みんなで支える組織運営が肝心です...。