2012-07-12 Thu
一冊の本を戴きました...尊敬する内藤いづみ先生の本。

25年もの間、先生が在宅ホスピス医として関わった患者さんの言葉を集めたものです。
また親交のある永六輔からの言葉も入ってます。
先生は日本を代表するホスピス医。
ガン末期の患者さんの痛みは、「どうにもならないもの」とあきらめられていた時代、イギリスに渡りホスピスを勉強してきたパイオニアです。
その痛みに寄り添い、薬剤で痛みを取り除き、心の声を傾聴する...
そんな先生の心に残った患者さんやご家族からの言葉が切々とつづられた本です。
最期を迎える人、残される人...
対象な位置関係にありながらも一つの「命」を共有・共感している。
この本の一言ひとことが、心にグッときます...。

本の写真のすべてが、北海道の大自然を撮ったもの...

ひとの命も自然に帰ってゆく...
自然の摂理...
自然の一部...
そんなふうに想わずにはいられなくなるような素敵な写真です。
ホスピス医として著名な内藤先生は、内科医であり僕の主治医でもあります。
また、高校の大先輩...
心が病み苦しかった時期、寄り添ってくださいました。
尊い方です...

先生は多くの本を出版されています。
また、ホームページでもご覧になれます。
先生のページは ⇒ こちら
以上、ご紹介でした...
