2012-09-19 Wed
山梨県での「新しい公共事業」の一環の会議。
そうそうたるメンバー...
山梨県IT企業の社長さんたち、警察、県の関係者が顔をそろえた会議。
このような所に呼ばれてしまい、なんとも場違いな感じ...

「携帯電子端末を使い、独居高齢者などを見守る事業」を始めるとのこと。
そのアドバイザーをさせていただいております。
「万歩計やGPS機能が付いている携帯電話をもってもらい、地域の中で安心して生活してもらいたい」という主旨のもと立ち上げた事業だそうです。
「素晴らしいこころみです。ただ、携帯電話で安全な生活が補完される訳じゃない。」
このような発言をさせていただきました。
認知症高齢者は、何のために電話を持たされるのかなんて解らない。
電話を持つこと、充電することさえままならない。
そこにどう「人」が関わるかが肝心だと...
そのようなことを言わせていただきました。
中核医療を担う総合病院がつぶれ、入院もできない時代...
日本の社会保障制度は破たんし、介護保険だってどうなることやら...

社会保障制度制定前は、地域や人と人とが支えあって生きていた。
「おたがいさま」の関係づくりが大切だと強く感じる。
さて、午後は富山に向かいます。
22日は石川県で、三好春樹サンや姉ぇーサンたちが「おむつはずし学会」を開催する。
楽しみだ~...
