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岡  秀 行

Author:岡  秀 行
本当は「寺小屋」のようなことをしたかったんだけどなぁ...どういう訳か今は山梨県甲府市で『かんむら』という名のみんなの居場所を制度を活用しながら、時には活用しなかったりしながら運営しています。この先はたぶん制度から離れていく方向になるのかなぁ...。いずれにしてもココは誰も排除することなく、にぎやかでごちゃまぜになることを楽しんでいる場所です。

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懐かしい友...
快方に向かっております

昨夜から、ホテルでデスクワークをはじめました。

ただ、長時間椅子に座ってると頭がクラクラします

ただ横になっているだけというのも辛いので、ベッドに横になり本を読んだりしてます。


ahk562.jpg

この間、コンビニの本棚でたまたま目に入った漱石のベスト集。

最近のコンビニには色んなものが置いてあって、まったく驚かされる。

内容は、「こころ」「夢十夜」など、四半世紀ほど前に読んだ作品集ばかりだ。

でもなぜこの本を買ったかというと...

その中に、「坊ちゃん」があったからだ。



主人公の性格は、生粋の江戸っ子 + 明治維新を切り開いた当時の日本男子...

冒頭から「親譲りの無鉄砲で子供の頃から損ばかりしている」と軽快な言い回しで始まる。

教師なのに後先のことなどちっとも考えず、単純で曲がったことが大嫌いなおバカさん。

読み進めると、何処かに忘れて来てしまった「なにか」を思い出させてくれる。

漱石の作品にあって、この「坊ちゃん」だけは明らかに他作とは違った輝きを放っている。

だからか、社会人になってからも「坊ちゃん」だけは何度か読んだ。

誰かに貸したら、そのまま帰ってこなくなっちゃったけど...

本との別れのほとんどは、このような結末をたどるんだねぇ~



横道にそれちゃったけど、

漱石はたしか、これを発表する数年前に重い「うつ」を患っていた。

なのに文脈からは、それとは対極側にある力強さを感じる。



「坊ちゃん」を読み終えると、なんとも言えないい気持ちになる

なぜか20数年経っていても、いつもと同じ感じだ。

どの本を読んでも、与えられるものは毎回どこかしら違うはずなんだけど...

不思議だなぁ~

心地よい春風に吹かれたような感じ...

なつかしい友達に偶然出会えたような、とても嬉しい気持ちだ。

こんな機会を与えてくれた今回の病気には感謝だ。



「あるがまま」の坊ちゃん(文中で主人公の名は明かされてない)...

これまでも、この先もけっして変わることのない「坊ちゃん」...

次に会える時、僕は何歳になっているか判らないけど、

いつの日か、またお会いしましょう~

未分類 | 17:04:26 | トラックバック(0)