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岡  秀 行

Author:岡  秀 行
本当は「寺小屋」のようなことをしたかったんだけどなぁ...どういう訳か今は山梨県甲府市で『かんむら』という名のみんなの居場所を制度を活用しながら、時には活用しなかったりしながら運営しています。この先はたぶん制度から離れていく方向になるのかなぁ...。いずれにしてもココは誰も排除することなく、にぎやかでごちゃまぜになることを楽しんでいる場所です。

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葛藤...
ある利用者サンのことで、昨夜からずっと葛藤している。

がんばれば頑張るほど、考えれば考えるほど、

せつなく、つらくなって来ていた。

「どうすればいいんだろう」と、

以前、どこかでそんな事をつぶやいたら、

それは、「してやっているという気持ちが強いからだ」と...

面識のないエライ方(2人だったかな)にそう言われたことがある。

その時は、「そうなのかなぁ~」とも、

「そうは言っても、残酷な事を平気で言うものだなぁ」とも思った。

が、あれから3年ほどたった今はそうも思わない。

「事」はそんなに簡単じゃないと解ったから...

しっかり腹をくくり、ごまかしのきかない関係性が大切。

結果、「看取り」まで任せていただけるようになることもある。

たしかにそれがすべてじゃないけれど...

ひょっとして、それすらも勘違いだったりして...



体調を崩してしまった。

ある方の身体状況が悪く、その方は先月からお泊まりを続けている。

独り暮らしだけど、改善してまた自宅に戻れるようにと、

スタッフ一同、みんなで頑張っている。

県外在住のご家族は「是非よろしく」とのことだった。

なにより、本人の想いがそこにあったから。

しかし昨日、ご家族からの電話で、突然あることを伝えられた。

あまりにも乱暴で、一方的な内容だった。

まさに、青天の霹靂(へきれき)...

スタッフから電話の内容を聞き、愕然としたがそれどころじゃない

実はこの時点で、僕は完全に「他人事」ではなくなってしまった...

すぐに自分で電話を掛け直したけど...ずっと掛けてるけど、音沙汰なし。

留守電にもならないし...

利用者さんと一緒に、真っ暗闇に放り込まれてしまった想いだ。

以前同じようなことがあったけど、こうなるともはや支援者ではない。

まわりで、「たいへんだね~」と言っている方と同じではなく、

自分自身が、判断を迫られる「家族」になってしまっている事に気づかされる。

おかげで、昨夜から酷い不整脈、今日の夕方からは過呼吸まで始まった...



「自分が頑張れば」と思わないように...

姉ぇーサンから言われた通り、昨年からはそうしてきたつもりだった。

がんばれば頑張るほど、孤独感にさいなまれて人を攻めだすから...

必死になればなるほどスタッフ達に対し、

「なぜこう思えないんだろう?」「なぜ同じようにできないんだろう?」と。

みんなには心から感謝しているのに、そんなふうに思ってしまう自分がいる。

自分の傲慢さが暴走する...

残念だが泊りの人材含め、今のかんむら自分の代わりはいない。

「目の前の一人のために...」

その想いでやって来たけど、このままでは...

かんむらを頼ってくれる、みんなの「手」を離さなきゃならなくなってしまう。

いったい、いつまでこんなことを繰り返し、続けるんだろう...



a1heemy96.jpg

調子悪く夕方から眠り、先ほど起きたばかり...

体調のせいもあり、アタマが輪を掛けてパーチクリンになっております

はい...言い訳です。

今日のブログは、完全な自問自答形の不思議ワールドになっております。

悪しからず。



明日も仕事だけど、

すこし、アタマを冷やします...

未分類 | 21:52:53 | トラックバック(0)