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岡  秀 行

Author:岡  秀 行
本当は「寺小屋」のようなことをしたかったんだけどなぁ...どういう訳か今は山梨県甲府市で『かんむら』という名のみんなの居場所を制度を活用しながら、時には活用しなかったりしながら運営しています。この先はたぶん制度から離れていく方向になるのかなぁ...。いずれにしてもココは誰も排除することなく、にぎやかでごちゃまぜになることを楽しんでいる場所です。

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あたりまえ...
今日の午前中、甲府市内の特養(老人ホーム)を訪問した。

そこの相談員サンは、他市町村の障害者施設から先月来た方らしい。

「障がい者と高齢者って、対応が全然違いますねぇ~」と困惑の様子。

大学を卒業し、ずっと福祉畑で働いて来た相談員サン。

「かんむらサンにはいろんな人が来るけど、利用者サンの対応をどう統一してますか?」って聞かれた...

『統一』って...

戦国時代じゃあるまいしねぇ~

たしかにデイサービス等は不必要なまでに乱立し、群雄割拠の態ですが...

『コチラは構えず、「あるがままを受け容れる」ってこと』と返答しました。

そのためには、「心にゆとりをもつ」こと...

精神的に一杯いっぱいだと、「人を受け容れる」なんて事はできない

人に「寄り添う」のではなく、ただの「作業」になってしまう。

僕らの相手は「人」。

『 仕事 = 作業 』になってしまったら、最悪です

一日の業務を「流れ作業」にしちゃぁ、機械でも組み立てる製造業と一緒だ

ちなみに一人の利用者サンへの対応は、スタッフ一人ひとりが同じじゃない。

僕とあんちゃんだとすると、僕らはまったく一緒の個性じゃないし、

その利用者サンとの関係の深さだって違うから...



対人援助技術に、「バイスティックの7原則」というのがある。

これは、『お経』のように暗記しちゃダメです。

いちいちムズカシク書いてあるから、丸暗記の人がもの凄く多いけど...

「福祉の資格」の社会的地位向上のためか、説明書が辞書になっちゃってる

けどこれは、実践を積み上げてれば「あたりまえじゃん」と解ります。

対人援助技術云々と言うよりも、「人が生きて行く術(すべ)」です。

で、7つとも必要だけど、要約すると「傾聴」「受容」「共感」が大切。



一方的に喋っていたら、人間関係は成立しない。

だから「傾聴(自我を出さず耳を傾ける)」が大切。

そして、その方を否定せずに「あるがままを受け容れ(受容)」、

その方の想いに「共感」しながら、人間関係をより深く構築してゆく。



けど、この3つだけじゃホントの人間関係なんて成立しない

相手の事だけでなく、コチラのことも知ってもらはないとね。

昨今の福祉は「サービス業」なので、関係は「対等ではない」と教育される。

でもね...

どうなんだろう

最近よく、「介護サービスは個別化をはかれ」と言われるけど、

「協調性」がある利用者サンはありがたがられ、「主体性」が強い利用者サンほど煙たがられてはいないだろうか...

ってことは、「ニーズ」は利用者サンからではなく、事業所サイドから出てるってこと...

全てが時間通り、決められた対応通り...

じつは、決まった通りに「器」にハメ込む方が楽だったりして...

ちなみに、僕は決まった事を規則的にするのがとっても苦手

障がいを持った子らへの対応では、それが必要な場合もあるけどこれは別。

富山型を名乗る以上、「ジッパヒトカラゲ」的対応じゃぁ~ねぇ

同じ特性をもった人たちではなく、

赤ちゃんからジジババまで、障がい者も健常者もみ~んな一緒...

けど、障がい児・障がい者・高齢者の対応が一緒なんてあり得ない。

見た目もすることも、みんな違ってあたりまえ。

それに対応する我々も、違った対応があたりまえ。



高齢者は、昨日出来てた事が今日出来なくなるかもしれない。

今日出来ていた事も、明日には出来なくなるかもしれない...

子供たちは逆だ。

昨日出来なかった事でも、今日には出来てしまう事もある。

たとえ今日出来ない事でも、明日には出来てしまう事だってある。

みんな一緒ではない。

いろんな人がいてあたり前だ

それだからイイ。

大きな声でいうのもバカバカしいけど...

とにかく、「あたりまえ」のことでございます。



あ、「富山型だけがイイ」という事ではありません。

いまは、素晴らしいサービスがたくさんあります。

それをしっかり解った上でのチームケアが大切です

富山型は、それらの素晴らしいサービスの選択肢のひとつです。



一に「傾聴」

心にゆとりがないとイイ仕事はできないから「自分の家庭を大切に

「小事(自分の家庭の事)がままならなければ、大事(組織・国家の事)はまず為し得ない」と古より言い伝えられています。

けど、『傾聴・受容・共感』だけでは、ただの置物のダルマ。

これらの前に必要なのは、「感じる力」

『感性』が大切。

これがあって、はじめて置物のダルマに「目」が入ります。



けど肝に銘じていても、目の前の出来事に振り回されると忘れがち...

幸いにも僕には、良いお手本がいます



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相談員サンは、このブログをいつも見て下さっているそうですが、

大きな法人施設だと、都合が悪いようで...

「法人・施設名、個人名は伏せてくれ」とのこと。



ココのところ...

今日と同様のことを聞かれたり、腹に収めかねる事があったり、疲れてたりで、

文章がクドくなってしまいました...

ココでお話しさせて頂いたことは、自分への確認作業でもあります。

あたり前のようにやってるだけで、深く考えてやってるわけじゃないし...

こういった場を与えていただけたという、今日の出会いに「感謝」です...

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