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岡  秀 行

Author:岡  秀 行
本当は「寺小屋」のようなことをしたかったんだけどなぁ...どういう訳か今は山梨県甲府市で『かんむら』という名のみんなの居場所を制度を活用しながら、時には活用しなかったりしながら運営しています。この先はたぶん制度から離れていく方向になるのかなぁ...。いずれにしてもココは誰も排除することなく、にぎやかでごちゃまぜになることを楽しんでいる場所です。

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一難も去らずに...
また一難...

時として現実というものは、非情にも感じられるものです。

人によっては「時として」ではなく、「殆ど」だったりして

身のまわりに起きる事象のすべてを淡々と受け入れる先人たち...



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仙人じゃなくって先人です...

食べているのは仙豆(センズ)じゃなくて銀杏(ギンナン)です

いま、日本有線大賞を観ながら堪能されてます。

僕的には...

赤い顔して、シドロモドロな感じの山本譲二が気になってます。

そう思ってしまうのは、自分の気のせいでしょうか...

いずれにしても、大先輩たちの達観したお姿を見ていると、

凄いなぁ~...、こうはなれないだろうなぁ~と...

そして、子供たち。



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生まれながらに障害を持っていようがなんだろうが、

明日が...、これから先がどうなろうが...

何をするにも、いつでも必死だ。

好きな事には命がけで取り組もうとし、嫌いな事は命がけで拒絶する。

ぜったいに、「よくできた大人」になんかならない。

その姿からも学ぶことが大きい。

関わることは凄く大変だけど、それ以上に楽しい



今日の午前中、個人的な打ち合わせがあり、ある人に会った。

一流大学を卒業し、40代で起業し成功を収めた。

現在は50歳半ば...

お子さんは2人とも大手企業に勤めている。

そんな平穏な人生をすごす彼を、3年前に病が襲った。

現代医学をもってしても、厄介な病気だ。

それでも、現在も治療を受けながら仕事を続けている。

そんな彼がポツリとこぼした一言...

「一難去ってまた一難」

「難」とは、ただの「難しいこと」の意。

「絶望」ではない。

彼の「難」は、そんなにたやすいものではない。

僕のそれとは、比べ物にならない。

難治性・進行性の病だと医師の告知を受け、

最初の1年間は、家族にも病であることを伏せていたそうだ。

絶望の淵で彼は何を思ったのだろう...

それでもスッキリしたお顔で、「いまも葛藤してる」と仰る。

「葛藤」という言葉を、こんな表情で言えるものだろうか...

「あんたも大変なんだってねぇ~ よくやってるね」と言うけど、

ホント冷や汗もので、なにも言えなかった

ツライ内容もあったけれど、なぜかあたたかい時間だった。

お人柄でしょう...

素晴らしい出会いに感謝です。



かんむらにいる日々。

ジジババ様や子供たち...

そこに寄り添い、前を向く力をもらっている。

スタッフのみんなには悪態ばかり言ってるけど...

あれっ...

「寄り添っている」のではなく、ひょっとしたら

「寄り添ってもらっている」のかも~...

未分類 | 20:57:08 | トラックバック(0)