2013-12-11 Wed
また一難...時として現実というものは、非情にも感じられるものです。
人によっては「時として」ではなく、「殆ど」だったりして

身のまわりに起きる事象のすべてを淡々と受け入れる先人たち...

仙人じゃなくって先人です...

食べているのは仙豆(センズ)じゃなくて銀杏(ギンナン)です

いま、日本有線大賞を観ながら堪能されてます。
僕的には...
赤い顔して、シドロモドロな感じの山本譲二が気になってます。
そう思ってしまうのは、自分の気のせいでしょうか...

いずれにしても、大先輩たちの達観したお姿を見ていると、
凄いなぁ~...、こうはなれないだろうなぁ~と...
そして、子供たち。

生まれながらに障害を持っていようがなんだろうが、
明日が...、これから先がどうなろうが...
何をするにも、いつでも必死だ。
好きな事には命がけで取り組もうとし、嫌いな事は命がけで拒絶する。
ぜったいに、「よくできた大人」になんかならない。
その姿からも学ぶことが大きい。
関わることは凄く大変だけど、それ以上に楽しい

今日の午前中、個人的な打ち合わせがあり、ある人に会った。
一流大学を卒業し、40代で起業し成功を収めた。
現在は50歳半ば...
お子さんは2人とも大手企業に勤めている。
そんな平穏な人生をすごす彼を、3年前に病が襲った。
現代医学をもってしても、厄介な病気だ。
それでも、現在も治療を受けながら仕事を続けている。
そんな彼がポツリとこぼした一言...
「一難去ってまた一難」
「難」とは、ただの「難しいこと」の意。
「絶望」ではない。
彼の「難」は、そんなにたやすいものではない。
僕のそれとは、比べ物にならない。
難治性・進行性の病だと医師の告知を受け、
最初の1年間は、家族にも病であることを伏せていたそうだ。
絶望の淵で彼は何を思ったのだろう...
それでもスッキリしたお顔で、「いまも葛藤してる」と仰る。
「葛藤」という言葉を、こんな表情で言えるものだろうか...

「あんたも大変なんだってねぇ~ よくやってるね

ホント冷や汗もので、なにも言えなかった

ツライ内容もあったけれど、なぜかあたたかい時間だった。
お人柄でしょう...
素晴らしい出会いに感謝です。
かんむらにいる日々。
ジジババ様や子供たち...
そこに寄り添い、前を向く力をもらっている。
スタッフのみんなには悪態ばかり言ってるけど...


あれっ...

「寄り添っている」のではなく、ひょっとしたら
「寄り添ってもらっている」のかも~...
