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岡  秀 行

Author:岡  秀 行
本当は「寺小屋」のようなことをしたかったんだけどなぁ...どういう訳か今は山梨県甲府市で『かんむら』という名のみんなの居場所を制度を活用しながら、時には活用しなかったりしながら運営しています。この先はたぶん制度から離れていく方向になるのかなぁ...。いずれにしてもココは誰も排除することなく、にぎやかでごちゃまぜになることを楽しんでいる場所です。

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「必要悪」...
現代社会にナント多いことか...

「あれっ」と、疑問に思う事はとても大切な事だと思う。

ただ、疑問に思ったとしても、それを放置するのは

自分自身や社会が成長する機会を逃しているのかも...

個人的には、「必要悪」を「どうにもならない事」だと放置するのはマズイと思う。

そして、それを政治家や官僚たちばかりのせいにするのはもっとマズイんじゃ...



「極楽介護の会」の、小林サンと会ってきた。

彼らとは、三好春樹サンとのご縁でお付き合いをさせて頂いています...

遡ると、姉ぇーサンとの縁です。

小林サンが、三好サンのインドツアーに行くのでその話と、

月一回の「極楽介護の会」の介護研修に、あんちゃんを参加させたいとのお願い...

そんなこんなです。



最近は、お年寄りや障害者を車で連れ去って来て、

「デイサービスと呼ばれる場所」に置いておくだけの施設...

または、「作業中心型の大規模入所施設」...

いろんな場所がある。

僕はそのどちらにも嫌悪感を抱き、かんむらを始めた...

すべての大きなデイサービスや入所型の施設を批判するつもりはありません。

必要とされる、頑張っている良い施設もある。

言い方、表現の仕方は悪いかもしれないけど



社会情勢、地域構造、家族構成...

それらを踏まえ、そういった場所の必要性はよくよく解っているつもりです。

そして昨今は、少しずつだけど...

入所型の施設の「在り方」も少しずつ変わってきたように感じる。

それは、特養などの「施設そのもの」が変わって来たのではなく、「働く職員」

彼らの「考え方」や、「姿勢」が変わって来たという事なのだろうか...

彼らと話をしていると、そう感じることが多くなってきてます。



小林サンは、「大規模入所型施設」で働いている。

常に疑問を持ち、地道に入所者、自分自身と職場のために頑張っている。

彼の口をついて出て来るのは、「働いている場所に対する疑問」が多い。

けっして「非難」ではなく、「疑問」である。

「非難」からは、ただの「みにくい争い」しか生まれない。

けど、「疑問」をもつことは、多くの良質な化学反応を生む

ひとりが持つ疑問は、実は多くの人が持つ疑問なのか...

或いは、ひとりが持つ疑問が多くの人に波及して行くのか...

疑問(興味) ⇒ 探究 ⇒ 研究 ⇒ 努力

成長過程だとは言わないけど、自分自身はこの繰り返しのような気がする。

最近は、出だしのトコでつまづいて悶々とするばかりだけど...

こんな僕とは違い、小林サンの想いと行動は、

周りの職員や同業種の仲間のみならず、行政をも動かしつつある。

「必要悪」を「必要とされる存在」にしようともがいている結果だと思う。

行政を動かしたから凄いという事ではなく、彼の想いと行動に脱帽です...



今日は小林サンと話ができて、晴れやかな気持ちになった

彼らのような人達が現場で頑張ってくれるのなら安心だ。



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かんむらでしか働いたことのないあんちゃん...

時代劇の浪人のようなアタマになっちゃってるけど、

小林サンの話に興味津々でした

小林サン...

あと数日で、昨年僕が行った「三好春樹のインドツアー」に出発するけど、

腹を下さないよう、どうぞお達者で~...

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