2014-02-17 Mon

実感は、いよいよそんな感じです...

土曜日から新聞が来てなかったけど、今日になって3日分まとめて来た

ちなみに、県外に通じる高速道路や国道、線路、一般道路にいたるまで
すべてが雪で埋まってしまい通行止めとなっている

だから今は、県内にある物だけで県民の生活をまかなわなければならない。
今日、『かんむら』の食材をスーパーに買いに行ったら

惣菜はもちろん、

麺類や煮物などの食材

パン類

お米や、卵に牛乳...

野菜や魚にいたるまで...
な~んにも無い


もちろん、コンビニだって同じ状況だ

新たに商品が棚に並んでも人だかりができ、あっという間に無くなってしまう。
一人が、幾つもの同じ商品を買い物カゴに入れて行く...
「我先に」という気持は判らないでもないけれど。
買い物に出た自分が言うのも何だけど(岡家の物は買ってませんよ~)...
まず、冷蔵庫や冷凍庫、備蓄品を有効利用しましょう~

今日スーパーに入り、商品棚、レジに並ぶ人の列を見た時...
鮮明に、3年前の東日本大震災の時の光景を思いだした。
きっと今回の県民の反応は、あの時に近いものなのだろう。
「県外へのルートは完全に遮断され、生活必需品が県内に入ってこない」
購買意欲ではなく、危機感がそうさせているのだろうけど...
たしかに、明後日、明々後日も雪の予報で心配もある。
けど、そうは言っても...

レジには、買い物客の長い列...
どの人の買い物カゴも、商品が山と積まれている。
列に並んでお会計を済ませるまで、20分程も掛かった

買い物に行けない高齢者や障がい者の皆さんはどうしてるのだろう...
食べるものはあるのだろうか...
部屋は寒くはないだろうか...
この雪で、ヘルパーさんが入れないお宅もたくさんあったと聞く。
ひとは、聡明で理知的な生きものだと教えられた。
人に対してだけでなく、行きとし生けるものを愛で、共生して行ける知恵をもっている。
25年前に亡くなった明治生まれの祖父...
毎年、柿の木の上の方のカキは取らずにいたので、ヘンに思い尋ねた事がある。
「冬支度をするための鳥たちのために残して置く」と祖父は答えた。
猟期になると、祖父達はその鳥を鉄砲で撃ってたけど...

まだあちらこちらで雪かきをしてるけれど、
地域の人たちが力を合わせて支え合い、活路を見出そうとする姿は美しい。
『奪いあえば足りず、分かちあえば余る』
こんな時だからこそ忘れちゃいけないと思う...