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岡  秀 行

Author:岡  秀 行
本当は「寺小屋」のようなことをしたかったんだけどなぁ...どういう訳か今は山梨県甲府市で『かんむら』という名のみんなの居場所を制度を活用しながら、時には活用しなかったりしながら運営しています。この先はたぶん制度から離れていく方向になるのかなぁ...。いずれにしてもココは誰も排除することなく、にぎやかでごちゃまぜになることを楽しんでいる場所です。

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Mr.マサ(65才)...
4年ほど前に長男さんにその座を譲ったけど、

一代で名誉も財も為した、ある会社の社長サン

じつは病に侵され、88日間精神病院に入院していた。

入院中、奥さんにも重篤な病気が発覚し、自宅にも帰れなくなった...

彼の病気は、「R中」...

かんむらは、これまでいろんな方を受け容れて来たけど、

「R中」の方は初めてなので、どうすりゃいいのかと...

マサさん、前回も入院したけれど今回も「R」を抜くための入院だった。

けど退院時のカンファレンスで、本人は『「R」を摂りたい

ご家族も、普通の人の2倍働き稼いできたお父さんだからと...



本人は自宅には帰れないし、「R」は飲みたいし

ましてや、堂々と「R」が飲めるようなデイサービス&お泊まりなんて...

ケアマネさんには、選択肢が無かった。

そこで退院して、そのまま『かんむら』へ...

『医療』では、「R中の患者サンに酒を飲ませるなんて言語道断」と言う。

とにかく、ご家族・本人・ケアマネさん達と話し合った。

その結果...



a1stei[@uj@]

退院当日から、かんむらで酒盛りです

マサさんにとって、かんむらは完全アウェー...

なにしろ退院して、そのまま初めて『かんむら』に来たのだから...

だから、かんむらの中で制限させる事は簡単。

けどそれでは、本当の意味での自立のお手伝いにはならない。

かんむらの理念...

『あるがままを受け容れる』

ココに立ち返るべきかと...

たしかに「R中」は病気であり、キレイ事では済まされない



3/18~ かんむらに来て酒量が増え、一昨日の晩のこと、

少し飲みすぎ、初めて「酩酊(正気を失う)状態」に陥った...

おそらく、入院前の自宅では「こんな状態」だったのかなぁと...

ちょっとココでは書けないような状態だった

普通なら酒量を制限させるなどの方法をとるのだろうけれど、

ココからが本当のスタートだ



マサさんは言う。

「週に一度でもいいから家に帰りたい」と...

「R」はやめられないけど、家には帰りたい

じゃ...なんとか、その両方を達成するためにと、

将来的に、週に一回自宅に帰れるためのスペシャルプランを立ててみた。

で、昨夜から試してみたら...

驚くほど量も減り、「R」の飲み方が劇的に改善した~



それにしてもマサさん...

憎めない、いいオジサンなんだよねぇ~

今回のような対応がイイのかどうかは分からないけれど...



かんむらでは、これまでもいろんな方に手さぐりで関わってきた。

利益追求型のカメレオン介護ではなく、

その方の気持に寄り添った介護こそ普遍的な物であり、そうありたいと思う。

強制的に「R」をやめさせるのでは病院と一緒で、対処療法だ。

病気を看るのではなく、その方の心を観ながら関わることこそ根治療法ではと...



ともかく上機嫌~



a1jy@yp@pg9r.jpg

鼻も赤く光りだしたぞ~

詳細についてはココでは割愛するけれど、

「飲み方を変える」のではなく、「意識を変える」事に視点を置く...

勉強になりました。

いつまでこの状態が続くのかは判りませんが、褒めてほめてホメちぎり、

「本来あるべき自分の姿」...

「父親」になって自宅に帰れる日が来ることをスタッフ一同、祈ってます



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