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岡  秀 行

Author:岡  秀 行
本当は「寺小屋」のようなことをしたかったんだけどなぁ...どういう訳か今は山梨県甲府市で『かんむら』という名のみんなの居場所を制度を活用しながら、時には活用しなかったりしながら運営しています。この先はたぶん制度から離れていく方向になるのかなぁ...。いずれにしてもココは誰も排除することなく、にぎやかでごちゃまぜになることを楽しんでいる場所です。

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『慣れ』 の怖さ...
存在そのものの形態や容姿がいきなり変化したのであれば、

誰にでも何かしらの気づきはある。

感じ方は、それぞれ多少なりとも違うのだろうけれども...

突然の変化に驚かされる事といったらないだろう。

けど、本当に怖いのは

少しずつ変化し、変容の進行にそれとなく気づきながらも慣れてしまう事だ。



ある地域にある、昔からの電気屋さん...

通り沿いに看板を掲げ、今も普段通りに営業している。

以前は全然気にならなかったけれど、数年ぶりにその店の看板を見たら



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シャッターが閉まっていれば、ただの廃屋の様相である...

よく見れば、大手電気会社、そして自社の名前を掲げている。

社長サンはもちろん、ココで働く従業員はどう感じているのだろうか...

あるいは、あらためて感じる事は既に無いのだろうか...



変化に敏感すぎるのもどうかと思うけれども、

少しずつジワジワとにじり寄る変化には、誰もが鈍感になりがちだ。

あのお店の皆さんには、耐性、免疫ができてしまったのかな



外観だけでなく内側も、たとえうまくいっていたとしても

うまくいっている時であればこそ、

『これでいいのかな』 と、

自分たちの在り方を、みんなで客観的に見直す必要がある。

よく考えると、「このくらいだったら...」

どこかでそう思い、妥協してしまっている事もあるような気が...



謙虚なスタッフ(?)、自信なさげなスタッフが多いからか、

普段から『かんむら』では、そんな話し合いがよくなされている。

そして、耳に痛い事でもしっかり言ってくれる仲間たちがいる。

ありがたい事である

それでも、まだまだ足りていないのが現状だけれども...



外から「どう見られているか」と考えることも必要だけれど、

中から「どう見えているか」と日々省みる事...

大切だなぁ~と、

そう思いながら、繁々とあの看板を眺めておりました...

未分類 | 22:41:53 | トラックバック(0)