2014-09-25 Thu
自閉症やアスペルガー症候群、ダウン症...これらの説明書はそれなりには読んできたけれど、

この本は凄い

増刷待ちで、先日ようやく書店に届いた。
著者は、東田直樹さん...
自閉症の当事者であり、彼が感じる世界観を活字で著す作家でもある。
10年ほど前、NHKの「福祉ネットワーク」で初めて彼を見た。
その頃、既に文字盤を使って自分の言葉で想いを表現していた。
彼が表す自閉症の世界を知り、腰を抜かすほどビックリしたものだった...

かんむらを始め、印象に残る東田さんの言葉を頭の片隅に置くよう心掛けている。
ただ、すべての自閉症の方が
「自分自身と自分以外の人」「社会」について同じ想いであるとは限らない。
人それぞれが『その人の考え方』をもっている。
彼の本を通し、
障がいの特性をしっかりとらえつつも、「その人のなり」を感じてみたい。