2014-10-23 Thu
昨日、46才の若さで他界されました。ご冥福をお祈りします...
ご兄弟揃って「筋ジストロフィー」という難病を患ってらっしゃいました。
弟さんは延命を選択されて人工呼吸器を使用していますが、
タケルさんは最期までその選択をされませんでした。
その生きざまにふれ、我々は多くの事を考え学ばせて頂きました。
数日前から酸素をうまく取り込むことができなくなって来ました。
昨日もかんむらを利用して頂きましたが、満身創痍のご様子でした。
あんな状態でも「かんむらに行きたい」と言って下さったタケルさん...
まさしく「命がけ」だったのだと思います。
そしてそんなタケルさんを送り出して下さったお父さんとお姉さん...
あたたかいご家庭で育ったタケルさんは、本当に幸せだったと思います。
最期の時が近づいても、少しもジタバタする様子は見受けられませんでした。
覚悟を決め、黙ってすべてを受け容れようとする凛とした姿...
我々は生涯忘れる事はないでしょう。
かんむらを選んでいただき、本当にありがとうございました。
お父さん、お姉さん...
長い間、たいへんお疲れさまでした。
今後ともよろしくお願い致します。