2015-03-22 Sun
来年度の介護保険報酬改定に伴う話し合いをしていました...
なんというか...

先日の実地指導の時の事を思い出してしまいました。
一人ひとりの利用者サンにしっかり関わっていても、
なぜか大変な事務処理ばかりが増える一方だ。
それも、ただ現状を維持するためだけなのに...
法は人や社会を守り、それらをより良いものにするためにある。
ところが人や社会を縛り、使い勝手の悪いものに変わろうとしている。
ケアマネジャーは法を熟知し、人のために使いこなす側。
ところが、法の番人たらんとさせようとする一面も見え隠れする。
人のために、ちゃんと法を使いこなしているケアマネさんを増やさないと...
法が人を守るためでなく、法そのものを守らせるようになったのは、
それだけ法を脅かし、不正を働く「何か」が存在するからなのだろう。
そのために複雑怪奇な書類が増えた。
そんな物に目を通さなければならなくなった指導・監査にやってくる行政の方たちが気の毒でならない。
真面目に取り組んでいる事業所にとっても、とばっちり以外の何物でもない

今日の話し合いを進めてくうち、
「いったい何のためにこの話し合いをしているんだろう

自然とそんなことを思った。
報酬改定で、年間収益が大幅減となる。
「だから取得できる加算をもらうために、これまで以上の書類を残す」
書類でなく人に関わっていたい。
みんな、むなしくなった...
これまで通り大好きなこの仕事に、気持ちよく、笑顔で携わりたいだけだ。

お金じゃな~い


