2016-05-05 Thu
この仕事をしていると、言葉なんか通じあわなくても
人にはちゃんと通じあえるものがある事をよくまのあたりにする。
知っての通り、これは誰にでもある能力。
もしもこの「あたりまえ」が世界中に広がって、みんなが仲間になったら
戦争なんて無くなるんじゃなかろうか...
そんな事を言った人がいる。
子供たちに、
「戦争が無い世界にするにはどうしたらいいでしょう?」
そう尋ねると、
「世界中の人が友達になればいいのだと思います!」
よく聞く話だ。
俳優の渡辺謙さんも大真面目に同じような事を言っていた。
わかり合うためには、「聞くこと」が大切だ。
でも年を取ると、どういう訳か「聞くこと」が苦手になる人が多いようだ。
難解な言葉を操る政治家やその類のみなさんは如何だろう

一見すると凄い事を言っているようだけれども、
その言葉でいったい何を守り、何をわかり合おうとしているのか...
民族紛争、宗教戦争以外の大きな戦争をはじめる人たち。
何時の時代も「世論だ!」と決めつけて自国の若者たちを戦地に送るのは
はて、どういう人たちだったろう...
