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岡  秀 行

Author:岡  秀 行
本当は「寺小屋」のようなことをしたかったんだけどなぁ...どういう訳か今は山梨県甲府市で『かんむら』という名のみんなの居場所を制度を活用しながら、時には活用しなかったりしながら運営しています。この先はたぶん制度から離れていく方向になるのかなぁ...。いずれにしてもココは誰も排除することなく、にぎやかでごちゃまぜになることを楽しんでいる場所です。

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お盆前...
自宅の庭の



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はなサンの日除けになっているモミジの木



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地上から170㎝程の高さの場所に鳥が巣をつくった。



でも小鳥はおろか親鳥の姿すら一度も見られないので



「こんな低い所に作っちゃったからナニかにやっつけられちゃったのかなぁ」と心配していた。



すると今朝方、



巣の下にそのウチのコとおぼしき赤ちゃんが鎮座していた



落ちて間もないのだろうか...



キョトンとしていている様子がなんともかわいらしいコだった。



鳴き声も聞こえないから生む場所を変えたのかとも思ったけれどやっぱりいたんだぁ...



黄色い産毛に覆われたやわらかく儚いその命を手に収めると



オジサンの母性(?)をくすぐられてしまい



良し悪しも考えず本能的にこっそり巣に帰してしまった。



自分だって親だもの...



「もう落ちるなよ」と願いながらも昔祖父から聞いた



「一度落ちてしまった小鳥を人が巣に帰してやってもこの世では生きられない」



「仮に人の手で育てても自然界では生きていけない」



幼心に響いたそれらの言葉を同時に思い出していた。



「なにものも自然の摂理には逆らえない」



昼すぎに様子を見に行った時は大丈夫そうだったけれど



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夕方、はなサンを送った時には...



わかっていた事ではある。



でもあの儚くもあたたかい命に触れてしまったら...



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この世も自然界もキビシイね...

未分類 | 23:38:13 | トラックバック(0)