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岡  秀 行

Author:岡  秀 行
本当は「寺小屋」のようなことをしたかったんだけどなぁ...どういう訳か今は山梨県甲府市で『かんむら』という名のみんなの居場所を制度を活用しながら、時には活用しなかったりしながら運営しています。この先はたぶん制度から離れていく方向になるのかなぁ...。いずれにしてもココは誰も排除することなく、にぎやかでごちゃまぜになることを楽しんでいる場所です。

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「元気〜❓」かと聞かれれば...
残念ながら、ではありません。



じつはこの所このブログだけでなく『かんむら』を続けていくことにも悩み疲れていました。



「勝 海舟」曰く 「行いは我にあり、評価は他にあり」



日々けっして思い通りにはならない「ひと相手」の仕事、



スタッフ一同気を張りながら最善を尽くしていても必ずしも望んだ結果が付いてくる訳ではありません。



丁寧に実践を積み上げて来たつもりでも



「たった一度」が「取り返しのつかない一大事」になってしまう事もある訳で...



どんな仕事も大変で責任があるのだと承知はしていても



今回ばかりはまいりました...



福祉事業所、デイサービスと呼ばれる場所は珍しくない昨今ですが、



実のところ、近年かんむらに来る相談の9割以上が通常のサービス提供や支援が困難なケースであり



聞き及ぶに「富山型デイ」「共生型サービス」と呼ばれる仲間達の事業所の多くが同じ状態だと想像されます。



我々のような事業所は助成金をもらっていると思われる方も多いのですが実の所そのような事実はまったく無く



また、特殊法人と違いしっかりと法人税も納めています。



更に人工呼吸器を装着されている方が医療施設併設の事業所を一日利用されると加算を含め15,000円↑の利用料が得られますが「かんむら」はその半額ほど💧



それでも同等以上のサービス提供を心がけていますが…



「ご家族さんからお預かりしている大切な利用者さんの為にも共生型サービスの更なる制度整備と拡充を!」



団体としても何年も前から厚労省にも上申して来ました。



あ、コレは何年も前に終わった話なのでよしましょう。



いずれにしても





一人ひとりに関わる事は尊く楽しい事ではあっても



そこに集うひと一人ひとりに事故が起きる事なくこれまで通り関わる事ができるのだろうか...?



「事故を起こさない事が第一‼️」



それはどの事業所もそうでしょう...



「富山型デイ」はそこをしっかり押さえながらもその先にある(ご家族ひっくるめ)想いや関係性を紡いできました。



太平楽なフリをし、仲間たちと心身を擦り減らしながら細心の注意をはらい



これまでのような関わりやサービス提供ができるのか?



なによりも自分自身のモチベーションがこのさき維持できるように思えませんでした。



ご本人   



ご家族   



そして 『かんむら』



寝ても覚めてもそのことばかり...



いつしか夢と現実の狭間に陥り



行ったり来たりぐるぐると...



それでも暗闇の中に居ながらも気がつけばいつものように目の前の気になる「あの人」や「この人」



そんな人たちに少しずつ木漏れ日の中に連れ戻してもらって来ている今日この頃です...



今回の詳細は改めてきちんとご報告させていただきます。



この歳になってもひとはみな



「気になるひと」や「大切なひと」たちに生かされているのだと痛いほど知りました...

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